SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2024 Summer

2024年6月25日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Security Online Day 2024 春の陣レポート(AD)

サプライチェーン全体の強固なセキュリティを実現する、TeamViewerのOT・IoTリモートアクセス環境とは

なぜ「TeamViewer Tensor」は“堅牢”と“柔軟”を両立できるのか

様々なユースケースに対応する柔軟なセキュリティ

 一方、こうしたリモートアクセスの仕組みには、どうしても不正アクセスのリスクがつきまとう。事実、コロナ禍以降に多くの企業・組織がリモートアクセス製品を一斉に導入した結果、その脆弱性を突いた攻撃が世界中で多発することとなった。

 これを踏まえ、TeamViewer Tensorは設計当初からセキュリティを重視して開発されている点が大きな特徴だと加藤氏は強調する。

 「TeamViewerの社内にはセキュリティに特化した専任チームが設けられており、製品および社内システムのセキュリティ対策を集中的に管理しています。製品はすべて『セキュリティ・バイ・デザイン』、すなわち設計・開発段階からセキュリティが考慮されており、BitsightやSecurityScorecardといったセキュリティ評価機関からも高い評価を受けています」

TeamViewerジャパン株式会社 ソリューションエンジニア 加藤春雄氏
TeamViewerジャパン株式会社 ソリューションエンジニア
加藤春雄氏

 特に同社が自信を持つのは、アクセス制御機能だ。リモートアクセスのパターンには大別して、無人で稼働している「無人アクセス」と、接続先のシステムを人間が操作する「有人アクセス」がある。業務負担やコストを考えれば無人アクセスのほうが好ましいのだが、接続元の身元が正しいかどうかを人が判断できないため、どうしても不正アクセスのターゲットになりやすい。

 その点TeamViewer Tensorは、特定のユーザーやデバイスからのアクセスしか受け付けないよう事前に設定しておくことができるため、無人アクセスでありながら高い安全性を実現しているという。

 なお、こうしたユースケースは、サーバーをはじめとするIT機器のリモート保守においては非常に有効だが、OTデバイスでは多くの場合、無人アクセスは忌避される傾向にある。工場やプラントなどの設備は、万が一オペレーションを誤ってしまうと大きな事故に直結する恐れがあるため、部外者による操作が嫌われるからだ。そのため、遠隔保守を行う場合も必ず設備に人が張り付き、周囲の安全確認を行ったり、遠隔オペレーションの操作に誤りや不正がないかを常時監視したりするのが常である。

 しかし、こうした運用を行う上でも、TeamViewer Tensorにはアドバンテージがあると加藤氏は述べる。

 「TeamViewer Tensorは、無人アクセスの機能を組み込まないよう設定することもできます。この機能を使えば、OTデバイスのユーザー側から接続を要求しない限りリモート接続できないように設定可能なため、悪意のある第三者がリモート接続を通じてOTデバイスに不正アクセスするリスクを排除できるのです」

次のページ
厳格なセキュリティポリシーにも対応 “柔軟&セキュア”を実現するオプション機能

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Security Online Day 2024 春の陣レポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:TeamViewerジャパン株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/19453 2024/05/16 14:28

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2024年6月25日(火)オンライン開催

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング